「流山・空き家を生まないプロジェクト」は、千葉県流山市を拠点に、空き家の発生を未然に防ぐための啓発活動や地域連携を行う団体です。住まいや不動産に関する情報提供を通じて、空き家問題の根本的な解決を目指しています。地域の専門家や行政とも連携し、流山市の安心・安全なまちづくりに貢献しています。 詳しくは 公式サイト をご覧ください。
ここは、動物たちが暮らす「にゃんがれやま市」。今日も「にゃんカフェ」では、オーナーのにゃんママと、お客さまが楽しく過ごしています。
今回の登場人(動)物
にゃんママ
毒舌だが、天然のねこ。「にゃんカフェ」を経営。
お金では色々苦労もあったらしい。
チーバくんのファンで「にゃんカフェ」に来店してもらうのが夢。
とら吉
にゃんカフェ常連の一人。
穏やかな性格のトラ。子どもが独立したばかりで、奥さんと2人暮らし。
良くも悪くも「フツー」。
にゃんママ:
とら吉さん、なんだか嬉しそう。
とら吉:
わかる?子どもの就職が決まってさ。やっと子育てが終わったって感じだよ!
にゃんママ:
まだまだ親業は続くよ~。でも、教育費がかからなくなるのは大きいね。
とら吉:
そうなんだよ!子どもが生まれてから、教育費が心配だったからさ。この後は夫婦でのんびり過ごせるよ。
にゃんママ:
のんびりできるなんて、最高ね!私はセカンドライフのお金のことが気になってて。
とら吉:
セカンドライフのお金?
にゃんママ:
とら吉さん、定年まであと10年くらい?私は定年ないけど、そのかわり年金も少ないから、 準備しておかないとなって。ほら、年金だけだと、何千万円も足りないっていうじゃない?
とら吉:
何千万円も?退職金で間に合うかな~?
にゃんママ:
人によって違うみたいだけどね。でも、気になるよね~?
2019年に話題になった、「老後2,000万円問題」
当時、2,000万円という数字が独り歩きして、大騒ぎでした。その後の物価上昇の影響で、現在では、4,000万円とも6,000万円ともいわれています(注:計算方法によります)。
ただ、この金額は、その時々でリタイア後の平均的な夫婦の生活費と年金受給額の差から算出した金額です。ですから、実際に年金で足りるかどうかは、家庭によって変わります。
とはいっても、物価が上がれば「各家庭の生活費」も上がってしまいます。生活費の予測と受給予測額から、準備金額を見立てつつ、生活スタイルを都度見直していくのも大切ですね。
とら吉:
学費の支払が終わったのに…。そんなに貯金ないよ…。
にゃんママ:
私も、気になって自分の資産を再確認しようと思って。そうしたら、ずっと使っていなかった銀行の通帳が見つかったのよ!
とら吉:
よかったね、どのくらい入っていたの?
にゃんママ:
えっ…?数万円位だけど…。でも、友達は20万円位の通帳が見つかったんだって!
とら吉:
あ~、友達の影響を受けたんだ。
にゃんママ:
いいじゃない!20万円あったら、ちょっとしたお小遣い…じゃなくて、預貯金にできるよね?
とら吉:
そうだね。教育費の支払も終わったし、一旦通帳の整理をしてもいいかもなぁ。
にゃんママ:
それと、通帳を見ていたらよく分からない数百円の引き落としがあったの。大きな金額じゃないけど、気持ち悪いじゃない?不安になって調べたら、昔契約した漫画のサブスク!
とら吉:
えー、自分で契約したのに忘れてたの?
にゃんママ:
数百円だったし、気軽に契約できるから、申込んじゃったのね。その後使わなくなって忘れちゃったみたい。今度、解約できそうなサブスク調べてみようと思って。
とら吉:
確かに、月に数百円だと忘れちゃうかぁ。いくつかあったらそれだけで毎月1,000円~2,000円位の出費だしね。
にゃんママ:
ランチに行ける金額じゃない!?確認するのはこんな項目かしら?
・映画などの動画視聴
・ネットニュース
・音楽配信
・漫画、雑誌
・スマホのオプション
にゃんママ:
そういえば、別の友達なんだけどね。死亡保険の見直しでまとまった現金を手にしたらしいわよ。
とら吉:
まとまった現金?
にゃんママ:
何かあったときのためにって死亡保険に加入していたらしいんだけど。子供が独り立ちして、両親も既に他界、それなら夫婦の生活にあてた方がいいんじゃないかってことになって解約したんだって。
とら吉:
死亡保険の解約は不安だよ。
にゃんママ:
わかる!でも、その保険を続けるために今の生活を犠牲にするのも違うような気がするんだよね。ちなみに、友達は遺したい分は定期預金にしたって。
遺族の生活の資金のために死亡保険に加入している人も多いですよね。
生活の資金なので、死亡保険金は高額になることも多いです。特に、子どもが生まれたときは、子どもを育てる分も考慮するため、金額が大きくなりがちです。
ただ、子どもが成長するにつれ、必要になるお金は少なくなっていきますよね?また、遺族の収入も変わっていきますので、契約したときの死亡保険金がずっと適正というわけではありません。
解約時にお金が戻ってくるタイプを契約した人は、死亡保険金の活用方法を考えることもできます。遺族の生活費にあてても余裕がありそうであれば、にゃんママの友人のように自分たちのセカンドライフの生活費に充てるのも方法の1つ。
本文ではにゃんママの友人は解約して一部を定期預金にしていましたが、それまで払い込んだ保険料で賄える「払済保険」にする方法もあります。払い済み保険に変更すると、保険料の負担がなくなりますので、その分生活費にまわせます。
ただし、払済保険に変更できるかどうかは、加入期間や、払い込んだ保険料によること、保険金が少なくなることにご留意ください。
とら吉:
むむむ…。楽しいセカンドライフのためには色々準備が必要だな。
にゃんママ:
そうね。それに、セカンドライフをどこで、どう過ごすかも大事よね~。
とら吉:
目指すは自給自足のスローライフ!農業始めたい!
にゃんママ:
自給自足…、牧場でも始めるのかと思った…。野菜ね、植物!とら吉さんなら…、サボテンから始めるのがお勧め!枯れにくいから、とら吉さんでも大丈夫よ!
とら吉:
食べれるサボテン探さなきゃだね!って、サボテンなんか食べるかーい!
<利用上の注意>
本コンテンツは、配信日(2025年4月7日)時点の情報をベースにしています。本コンテンツは、行政との提携や専門家による内容についてのレビューを受けたものではありません。ご自身の判断により、参考情報としてご利用ください。
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